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【準決勝】井山裕太─林漢傑

第3回大和証券杯ネット囲碁オープン戦本戦準決勝
●井山 裕太七段
○林  漢傑六段
日時 : 2007.11.27
結果 : 165手完、黒中押し勝ち



総譜(1〜165)

 井山裕太七段と林漢傑六段、期待の若手同士の準決勝となりました。
 井山七段は落ち着いた棋風といわれていますが、じつはすごく力が強いんですよ。以前、井山七段の師匠・石井邦生先生から「子どものころの井山くんは、負けるときはいつも打ちすぎて負けていた」と聞いたことがあります。石井九段は、井山少年に「我慢するように、バランスをとって打つように」と口をすっぱくして指導されたそうです。それで今の井山七段の棋風――地で良し、戦って良しのオールラウンド型――ができあがったんですね。
 この対局では、井山七段のいいところばかりが出てしまったようです。
 その原因は、林六段の判断ミスによるようです。

局面図1
 布石は白が足早に展開し、黒はがっちりという印象。
 右上から戦いが起こっています。
 林六段の白1カドはなかなかの一手。Aの出を含みにしていますから、黒としては中央をうけづらい。そこで黒2の手入れですが、そこで白3カケが大胆です。このあたり、林六段の手が伸びていますね。
 ところが、黒4オシに白7ハネはどうしたことか。白13までタネ石を取り込んだ代わりに、中央のポン抜きを許してしまいました。この抜きが非常に厚く、ここで黒がはやくも優勢となりました。




変化図

 前図の白7では、図の白1を決めて3ノビでよかったように思うのですが。白9と切って、わたしには黒が困っているように見えます。
 ですので、白1には利かず黒3などと中央に手をかけるかもしれません。それなら白2、黒A、白B、黒C、白Dと取り込み、中央をポン抜かれた実戦よりも勝ると思われます。









局面図2
 地合でも厚みでも黒がリードしています。 黒1は右辺から伸びる白の大石を取りかけにいく準備。これで白はもうどうしようもありません。黒5から9まで、白石は助かりません。

 
   
 

 

 

 

 

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