インターネット囲碁・無料対局「幽玄の間」    公益財団法人日本棋院

対局によってレーティングポイント(RP)が変動し、変動したRP により自分の段級位が決まるようになっております。

当ネット対局では棋力を大きく二つ【入門（25級～19級）と一般（18級～8段）】に分けて、それぞれ別のレーティングルールを適応しております。
（ 2008.6.3 改定 ）

「レーティング対局」が対象となり、「自由対局」ではレーティングポイントの変動は起こりません。
※ 対局条件設定にて変更可能
　また、レーティング対局の対象にできるのは3子局までであり、4子局以上は自動的に自由対局となります。
（ 2007.10.30 改定 ）

1手以上着手がある対局であれば、レーティングポイントに反映されます。
（ 2012.8.28 改定 ）

25級から19級までは囲碁入門者・初心者のためのクラスとして設けており、対局数を重ねて勝ち星数を増やしていけば、18級までは昇級していく仕組みになっております。 　また、18級からはいつでも25級への棋力変更が可能で、再スタートすることが出来ます。

登録時に入門（25級）を選択、または18級で入門（25級）に棋力の変更をすると25級（1,000点）からのスタートとなります。

最初の10局は勝ち負けにかかわらず、50点が加算されます。

1,500点からは勝ったときのみ点数が100点加算されます。

3連勝からは連勝ボーナスがあり、加算点が大きくなります。
（3連勝は150点、4連勝以降は200点）

18級になるまでは対局結果が負けの場合でも減点はありません。

18級から8段までは一定の公式により、勝てばRPが上がり、負けるとRPが下がる仕組みになっております。
　 RPの変動の目安はレーティング規定表も参考にしてください。

※ 「RP（new）」はレーティング対局結果で新しく得られる点数で、「RP（old）」は対局前のレーティング点数です。
「C」は常数、「S」は勝つと1点、負けると0点、無勝負の場合は0.5点です。
「P」は自分が勝つ確率です。「C」は各棋力別に値の違う常数です。
この「C」の値の調整によって、点数の変動幅が決まります。低段級位者は点数変動幅が大きく、高段者になれば変動幅が小さくなっていきますが、「C」の値が棋力によって違うためです。勝つ確率である「P」は相手と自分の点数の差によって計算されます。

レーティング点数で表示される各段級位間差は1,000点です。
例示しますと18級は8,000～8,999点,17級は9,000～9,999点、1級は25,000～25,999点、7段は32,000～32,999点となります。
なお、8000点が最低ポイントになり、19級への降級はありません。

18級の場合は4連勝程度で17級に昇級できます。
棋力が上がるほど勝った時に獲得する点数が減り、7段から8段になるためには30局程度の勝ち越しが必要になります。

獲得する点数が相手の段級位によって異なるのは、相手の段級位によって自分の得失点数の変動幅が変わるためです。
自分よりレーティングポイント（段級位）が高い相手に勝てば上がる点数の幅が大きくなります。
自分よりレーティングポイント（段級位）が低い相手に敗れれば下がる点数の幅が大きくなります。

連勝に対しては加算点が付与されます（ただし、8段を除く）。
3連勝は25％、4連勝は50％、5連勝は75％、6連勝は100％が基本獲得点数に加算されます。
逆に、連敗の場合も同様な形で適用されます。

6段・7段・8段の場合、勝ったときの獲得ポイントは、両対局者の勝率（直近20局）を加味して加算されます。
負けたときにはそのまま適用されます。
⇒8段の場合 両対局者の最近20局の平均勝率が70％の場合は基本ポイントの100％を獲得し、70％以下の場合は獲得ポイントが少なくなり、70％以上の場合は獲得ポイントが大きくなります。

※ 待合室画面右下の「レーティンググラフ」とホームページの「国際レーティング・個人成績」では、各個人のレーティングポイントの変化がグラフを通じて確認できるようになっております。
さらに、全体サイトの順位と自分が現在何番目かまで確認できるようになります。
ただし、成績がレーティング・グラフに反映されるのは翌日になります。（対局待ちリストでのＲＰの数値のみリアルタイムで反映されます。）
そのため、二つの数値は異なる場合があります。

※ 「基本点数」は登録後、最初スタート時の点数です。

※ 「1局当り平均変更RP（目安）」は相手との点数差で平均値より大きくなる場合があります。
また、棋力ごとに微調整をする場合があり、この平均値が変わることがあります。