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【準決勝2】井山─謝依旻

第2回大和証券杯ネット囲碁グランドチャンピオン戦準決勝
●謝依旻女流本因坊
○井山裕太八段
日時 : 2009.2.17
結果 : 290手完、白6目半勝ち

若手と女流のナンバーワン同士、井山裕太八段と謝依旻女流本因坊が決勝進出をかけて激突した。ネット碁のオールスター戦といえる、グランドチャンピオン戦ならではの組み合わせ。ファン待望の一戦だった。
結果は井山八段が白6目半勝ち。井山八段が快勝したようでも、「やっぱり謝さんは強い」と冷や汗をかく場面があったようだ。


総譜(1〜290)
加藤解説
序盤からおおむね井山八段のペースで打ち進められていたようです。
ただ、謝女流本因坊も中盤戦から大いに力を発揮して、チャンスが巡ってきたのですが――。

局面図1
井山八段の白1ハサミは独特ですね。普通なら白2サガリ、黒aヒラキでしょう。それでどうということもないのですが、井山八段は先の白△カカリの時から下辺をがんばろうという構想だったのでしょうね。うなずける趣向です。
その井山八段の意図に、謝女流本因坊は真っ向から挑みます。黒14の打ち込みは積極的ですね。ぼくから見ればちょっと黒が大変ではないか、と思われるのですが、いかにも謝女流本因坊らしい戦い含みの手でした。






変化図1
局面図1の黒14では、本図の黒1と右下から動けば普通です。白2、4までこれも一局。謝女流本因坊はこの穏やかな進行では満足できなかったのでしょう。さすがに力が強いですね。














局面図2
下辺での競り合いは黒がやや苦しい。井山八段は白2、4と右辺で稼いで中央白は黒の攻めに任せました。黒5ボウシは絶好点ながら、白6、8と進出すれば白戦えるだろう、という判断だったはず。白12切りを見ると、井山八段が攻めさせてのカウンターを狙っていたことがうかがえますね。
ところが謝女流本因坊は並みの打ち手ではない。黒11から15のハネ出しが厳しかった。
下辺白にはいちおう、白24のワタリがあるのですが、これを打たされるようではつらい。





変化図2
白1あるいはaと備えておけば白の楽な形勢でしょう。下辺での力関係に注意していれば、白が悪くなることはなかった。
















局面図3
局面図2の続き。
黒1の動き出しが厳しい。白2は必要な一着、黒8ツケから切る手がありますからね。黒3トビまで、謝女流本因坊が大いに盛り返しています。
ただし、黒9ツケがどうだったか。白14ハネ出しから下辺一帯の黒が不安定(白a抜きを狙われています)。このあたりでふたたび白が優勢に立ったようです。









変化図3
局面図3の黒9では、本図の黒1と下辺黒をくつろげるべきでした。白2から8の連絡に、黒9カカリに回ります。この進行なら下辺黒には不安はない。黒a逃げ出しを楽しみにして、実戦とはまったく違う展開になっていたでしょう。これなら黒にもチャンスがあったかもしれません。











局面図4
中央一帯のたたかいは一段落しています。
白1切りからのコウ仕掛けが、井山八段の決め手となりました。黒からのコウ材はaくらい。白からはbからいくつか、さらにcからもいくつか。黒はとてもコウには勝てず、黒6の耐えがたい妥協を強いられました。白7と生きて、地合ははっきり白良しです。

 
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