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【1回戦3】張栩─小林光

第2回大和証券杯ネット囲碁グランドチャンピオン戦1回戦
●張 栩名人
○小林光一九段
日時 : 2009.1.21
結果 : 325手完、白2目半勝ち

グランドチャンピオン戦の名にふさわしい、重量級対決だ。
現碁界の覇者・張栩名人と、大ベテラン・小林光一九段が1回戦からぶつかった。


総譜(1〜298・以下略)
加藤解説
見ごたえのある一局でした。張名人も地にカラい棋風ですが、この碁では小林九段がさらにその上を行ったようです。得意の「実利先行逃げ切り」パターンを決めてくれました。

局面図1
まずこの場面を取り上げたい。張名人が黒1と右辺を広げた瞬間、白2のカタツキが、小林九段らしい鋭い踏み込みでした。
ぼくなら一路控えて白aくらいしか浮かばない。黒bと受けてもらえばありがたいくらい。白c、黒d、白eと利かして、これも一局でしょう。でも、一流棋士はみな、相場の進行よりも一歩踏み込む厳しさを持っているんですね。









局面図2
形勢はここまでだいたい五分。地合は白がリードしていますが、その差はわずかでしょう。右辺の白への攻め具合、サバキ具合が勝敗を分けそうです。
黒1とひとつ迫って3のハイコミは、白4、6を打ってもらおうということ。そこで黒7コスミはがんばった手でした。黒の中地がいくらかつきそうな感じですね。黒7で8ツギなら堅いのですが、それは白7トビと稼がれてしまいます。
右辺にはっきりしない石を抱えている以上、まさか白8とは切って来ないだろう、と張名人は思っていたはず。ところが小林九段はその「まさか」を決行します。



変化図1
局面図2の黒3で、本図の黒1、白2を決めてから黒3以下なら、今度は白aと切ってくる勇気はないでしょう。
ただ、実戦心理的に黒1と白2はかなり打ちづらい。白2のオサエは大石の眼形の急所であり、地としても大きいですからね。黒としてはまだ白に2を打たたれたくないんです。










局面図3
局面図2の続きです。白8から14まで右辺の白は攻められるどころか立派な地を持って治まりました。下辺での黒の儲けよりも、白の大石が安心した利益が優る。白はここで優勢になったようです。

 
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