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【準決勝1】小林光─首藤

第2回大和証券杯ネット囲碁グランドチャンピオン戦準決勝
●小林光一九段
○首藤 瞬六段
日時 : 2009.2.14
結果 : 150手完、白中押し勝ち

ベテラン・小林光一九段と新鋭・首藤瞬六段が、ふたたび準決勝でぶつかった。第4回大和証券杯準決勝でも対戦しており、そのときは小林九段が完勝。今回も小林九段ペースで進んでいたのだが――。


総譜(1〜150)
加藤解説
ミニ中国流からの序盤は、おそらく小林九段の研究済みなのでしょう。平易に打ち進めているようで、黒37、39と模様を広げた時点で黒が打ちやすくなっていると見ます。黒37が来る前に、白40ツケから右下を荒しに行くよりありませんでした。

局面図1
白1は様子見。のちに右下で手段する際の手がかり足がかりを残します。
白3オキはかねて狙いの一手。白△ツメが来ている場合、非常に有力な手段となります。
黒4に対し白5が先のオキと連動したコンビネーションです。右上の形は実戦でもよく現われますので、ぜひとも覚えておきたい手筋です。
相場の黒6受け(白の手筋に、黒は抵抗しようがないんです)に、白7と一子を取り込んではなかなかの利益。
ですが、小林九段としては、これくらいの攻められ方は想定内だったのでしょう。左上の一団はひどく攻められなければよい、と見切っているようでした。黒8と大場に先行し、16トビに回っては下辺模様の谷が深い。この時点で黒の作戦勝ちになっているんです。

変化図1
局面図1の黒4で、黒1は、白2コスミツケに弱ります。黒3には白4と割かれて黒が大苦戦でしょう。

















局面図2
白1からの動き出しの成否が勝負どころ。浅く消すようでは、白は地合で及びません。
ですが、ぼくの調べた限りでは右下は手になりません。白3で先に7とツケるとか、白1で18の切り違いはどうか、とかいろいろやってはみたのですが、どうしてもうまくいかない。これが局面図1の時点で「黒の作戦勝ち」とした理由です。
黒18でAツケなら一番わかりやすく白は取られていたでしょう。とはいえ、実戦の進行でも本来望みはない。黒20まで包囲されて、白取られの格好です。





局面図3
ところが、黒8のアテコミが信じられないポカ。あるいは小林九段のクリックミスかもしれません。
白9とカカえられて、みすみす白一団を生かしてしまい、この瞬間に黒の勝ちはなくなりました。以降、首藤六段は手堅く収束し、盤面勝負の形勢でしょう。












変化図2
黒1から3なら白の無条件生きはなかったのです。 白4、6と切って18までいちおうはコウの形。ですが、実際には白6から18まで白が一手打つたびに黒はコウを取り返してきます。白のコウ立てが続くはずはなく、実戦的には無条件で白死に等しいのでした。

 
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