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【1回戦】中村秀仁─溝上知親

第4回大和証券杯ネット囲碁オープン1回戦
●溝上 知親八段
○中村 秀仁九段
日時 : 2008.6.28
結果 : 272手完、白6目半勝ち



総譜(1〜272)

 ――ベテラン・中村秀仁九段と、溝上知親八段が1回戦でぶつかりました」
 武宮「中村さんは僕と同年代。棋風は重厚、まじめな人柄で長らく院生師範を務めていました。溝上八段は冷静でじっくりしたタイプ。とくに終盤が強くてポーカーフェイスの勝負師といった印象があります」
 ――立ち上がりから、プロの対局ではしばしば現われる長手順の定石形となりましたね。

局面図1

 武宮「そうですね。黒1ツケが、2とアテたときのシチョウアタリですね。黒7まではいいとして、僕にはどうも白8ヒラキが気になります。黒9から13まで、左上の黒がなかなかよい幅。黒が打ちやすくなっています」
 ――しかし、白8は当然のヒラキでは?










変化図1

 武宮「僕なら、変化図1の白1とノビ切りたい。左上黒が大きくなることはありませんから。いきおい黒2なら白3と右上へのヨリツキをはかってこれも立派じゃなかったかな」














局面図2

 ――白は左上の消しに苦心することになります。
 武宮「白1から隅に味をつけておき、5の逃げ出しは勝負手の雰囲気ですね。この勝負手が功を奏して、スミや上辺で犠牲を払いつつもなんとか脱出に成功しました。そのあたりは手順が長くなるので、総譜で確認していただきたいですね」









局面図3

 武宮「局面は紛れており、かなり難しくなっています。中央黒が分断され、白の攻めを食っている。白1から3が中村さんらしいね、力強いモタレ攻めですよ。しかし、これはしつこかったかもしれません。溝上さんに手を抜かれ、黒10の三々に飛び込まれてしまった。この三々が大きく、地合ははっきり黒リードでしょう。中央黒にはさしたる攻めはなく、黒24まで勝敗がはっきりしたようです」







変化図2

 武宮「局面図3の白1では、変化図2の白1でした。黒2なら白3で右下が相当な白地。中央の黒もまだ薄く、これならまだまだ勝負の行方はわかりませんでしたね」

 
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